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11月9日
気持のいい青空の下に、
ブルドーザーの音が響き渡って
います。 |
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| 丘の上の閑散としていた住宅、それが取り壊されていました。 |
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工事が始まって10日近く経って
いるようです。
すでに、庭の大部分は終了、
庭石が積み上げられています。
十数年前、家内はこの邸内で、
独特の衣装を纏った若き日の
婚礼記念写真を見せてもらった
お家です。 |
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11月12日。
建物の西半分が終わっています。 |
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11月13日。
バリバリ、ガリガリと
コンクリートの屋根を食いちぎって
行きます。 |
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ドサッ、バサッと、
大型ダンプに放り込まれます。
左側には、おびただしい量の
鉄筋が集められました。 |
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11月17日。
あと、ほんの少し残るだけ。 |
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11月21日。
西側から見た屋敷。
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その林が削り取られて消えて
ゆきます。 |
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| 南側に回ってみると、かなり荒っぽい撤去方法。 |
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すっかり、すっきり。 |
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11月22日。
整地作業が始まりました。 |
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あれあれ、
キジバトの巣がありますよ。 |
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ゴーゴーと、うなる機械のそば、
それでも、仕方なく座っています。 |
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卵(らん)があるか、
確認しなければなりません。
誠に要らぬお世話ながら、
業者の方が紳士的でしたので、
「卵やヒナを故意に撤去した場合、
鳥獣の保護及び狩猟の適正化に
関する法律第八十三条により、一年
以下の懲役又は百万円以下の罰金
です」とアドバイス。
卵は二つありました。 |
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11月25日。
人の背の高さに切りそろえられた
塀以外は、何も残っていません。 |
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塀のそばには、キジバトの巣が、
残されています。
その部分を切り取って、塀のそば
まで移動させてある親切心はいい
のですが、こう目立っては・・・。
もっと丁寧にアドバイスすべきでし
た。親鳥はやって来ないそうです。 |
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天然記念物の桜だけが
残りました。
枯れては大変と、移植しないこと
にしたのだそうです。 |
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どこまでも見渡せるありさま。
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11月28日。
塀もまだ貧弱ですから、
侘びしい更地。
ある方面の方にとっては、
良く出来た気持のいい出来上がり
というところでしょう。 |
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11月30日。
植物愛好者であったかつての
持ち主は、県内の植物など
数千種を、庭に移植していて
有名でした。
今や地面も乾燥して、
立派な住宅地という趣き。 |
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しかし、建物などは建てず、
このまま、隣地の果樹園(蜜柑園)
と同じにしておくのだそうです。
何にもなくなりました。
時代をさかのぼれば、この辺りは全て、
H氏の先祖の領地。
今回「県に返還する」のだそうですが、
時代の流れは、「無常なり」でしょうか。 |
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| 左の風景は、右のごとくなりました。樹木は邪魔者なのですね。 |